室町時代のことを理解するための本、ネット、DVD,をまとめてみる。見出しは難易度順に並んでいる。
難易度1がもっとも簡単であり、数字が上昇するごとに難しくなる。室町時代は長く、最新研究がどんどん進んでいるので、勉強していて面白い時代である。
歴史のことに興味をもってくれたら幸いだ。
難しさ1:図解やインタビュー、テレビを見る
この難しさの項目は簡単である。長い時間をかけずともいいかもしれないと私も思う時がある。しかし、ここでしっかり基礎知識を付けないでいきなり難しい本を読むと挫折することになる。
しかも歴史雑誌は短い時間で読めるようになっているので、折を見て何度でも復習で読んでみることで知識が深まるぞ。
著書のインタビューを読んでみる

観応の擾乱の著者である亀田俊和先生のインタビューが掲載されている。観応の擾乱は難しい本で私は3回くらい読もうと思って、読めずに自信喪失した経験が私にはある。
だから、観応の擾乱を読む前に著者のインタビューがあったら、目を通してみよう。専門用語や武将の名前がわからないなら、基礎知識を身に付けてからこういった難しい本は読んだ方がいい。
Web中公新書のサイトに行けば探せるので、自分でも読みたい作者がいるなら確認して、流し見でもいいから作者の考えを知ってみよう。
定番の大河ドラマ
NHK大河ドラマで室町時代の前半である太平記がある。これは足利尊氏を主人公とした歴史ドラマだ。はっきり言って子供の頃に見た時は意味不明で私は覚えていないで、大人になってからちゃんと見た。
尊氏の人生の大まかな流れののこともよくわかるし、なにより足利尊氏演じる真田広之が流鏑馬、馬上でのアクションで躍動するシーンは必見だ。
というより、歴史の本はドラマではああいうシーンがあったけど違うぞという指摘も本にあるので見ないと話についていけないこともあるので、やっぱり見よう。


パッケージでの真田さんを見て、あまりのカッコよさに義経と勘違いしてしまったのは良い思い出です。
歴史REAL
いきなり文章だけの本を見るとわからなくなり、読書する気が失せるのでまずはイラストや図解がある本を読んでみる。特におすすめなのが以下の2冊。
最新研究のことをそれぞれの作者が4ページぐらいで要約して書かれている。この4ページを休憩気分でもいいから読んでみる。もちろんガチで読んでもいいぞ。
テレビ番組なら本を読むより簡単だぞ
本を読むのは意外と面倒だ。しかも初めての分野ならそれはもう大変なので、TVを活用しよう。
歴史番組でこの時代のことは取り上げられるので、私が見て録画しているテレビのタイトルを教えるぞ。
- 英雄たちの選択ー応仁の乱スペシャル
- 英雄たちの選択ー足利義教
- 英雄たちの選択ー観応の擾乱
- 英雄たちの選択ー応仁の乱前夜 将軍暗殺
- 歴史秘話ヒストリアープロが選ぶ!日本を変えた室町三大事件
テレビならわかりやすく見て、読書の気分が乗らない時でも復習できる。録画して早送りで見るのもアリだぞ。


ほんとうにわかるのかな?


番組の司会者が「もっともわかりやすい応仁の乱の番組になるはず」と発言したので大丈夫だ。