【感想:日本軍兵士】日本軍はブラック組織だった

2019/01/12
 
日本軍兵士の感想記事
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フタバコウジ
年間300冊読めたので、読書が中々定着しないで困っている人に本の読み方を教えたいと思いサイトを立ち上げました。ニートでゲーム、ネット依存症だったので、読書のやり方だけでなく健康や睡眠のことも書きます。

日本軍がどれだけ精神衛生面で辛い状況に置かれていたのかがわかる本。どんだ辛い状況だったかというと戦地での兵士におけるサポート体制が整っていなかったことです。

病気を治せない、虐めは横行する、飯はない、自殺した奴が悪い、主に私は感じたことです。しかもこれ住み慣れた日本ではなく外国でのことです。

これ、もはや戦う以前の問題です。私ならこんな組織間違っても入りたくないなと思います。日本軍の兵士に対するサポート体制に興味がある人は読んでみましょう。

以下、私が読んでわかったことを書いてみます。

医療体制が不足

戦争はとてつもなく心身共に辛いものです。いや、私自身戦争に参加したことはないけどね。日常とは違う状況になれば病気にもなりやすく、ストレスも増大しやすいことは想像できます。

もしも、私が病気になったら当然病院に行きます。一般的な人なら風邪になったら病院に行くはずです。病気になって困ったらお医者さんの出番。

だが、日本軍ではこんな当たり前のことが出来なかったようです。

日本軍は病気になった兵士を治せる体制が不十分でした。この本で書かれている日本軍の中で水虫になってしまった兵士がいました。この兵士は日本の医者に治療をしてもらったのではなく中国人にいる現地の人に治療してもらいました。

水虫は1つの例で、虫歯、マラリア、結核なども読んでいてわかります。どんだけ組織内になる病気の問題を放置してるんだと読んでいてイライラします。

病気に苦しんでいる人が組織内にいればその人達を治さないと能力は発揮できません。俺虫歯で肺結核でマラリアで水虫だけど快眠できるよとか化物は当然ながらいません。兵隊になって突然超人になれるなら苦労しないよ。

医療体制が整っていないことに加えて戦争による飢餓と組織内の虐めも横行していました。それではもう1つの飢餓について書きます。

腹が減ったら戦はできん

腹が減ったら人間は病気になります。栄養失調で元気な時と比較すれば明らかに不健康になります。これ今も昔も一緒のことです。

異国の地で戦って、医療体制も整っていない、おまけに食料もありません。ガタルカナル島では通称「飢島」と言われ、そこでは多くの日本兵が飢餓により亡くなりました。

飢餓状態だと免疫力が低下して病気にもかかりやすいです。日本人の中には東南アジア、オセアニア諸島と日本での気候に苦しんだことでしょう。現地の感染症が軍全体に与えた影響は大きかったのです。

腹が減っても飯を支給されないとどうなるか?と考えると私は現地調達するだろうなと思っています。日本軍は負けが込み始めた辺りから現地から略奪、強盗とかしても不思議ではないよな~。飢餓で苦しんでいるだから飯が欲しくて暴れるよ。

俺なら腹が減って何もできずにその場で野垂れ死ぬかもしれませんね。じゃあ医療体制がイマイチ、腹が減ったなどの不平不満を上司である先輩兵士は話を聞いてくれたのかというと全くそんなことはありませんでした。

じゃあ不当ないじめについて書きます。

不当な教育訓練

日本兵が特攻する姿を国威高揚のためにテレビで流していたのが第2次大戦時の日本です。日本兵の戦果の華々しさを誇張して報道していました。しかし、その影では日本兵のいじめがかなり横行していました。

先輩兵士に怒られて、棍棒で尻を殴られたりしていました。しかも殴られて「ありがとうございました」と言わないといけません。そうしないとどうなるのか?

わざわざ先輩に指導されたのに不平があるからと言われて、リンチされて死亡してしまうのです。いじめで人を殺す組織とは完全にブラック判定ですが、これが日本軍のルールみたいなものでした。

銃の手入れや服装の洗濯で先輩の気にいらないところがあったら過剰ないじめにあったことも明らかにされています。そういえば蟻の兵隊で新人兵隊になって真っ先にしたことは捕えた中国人の刺殺だったようです。刺殺できないようなら組織内のリンチにあったことでしょう。

ちなみに自殺した原因は自殺に追い込んだ先輩が悪いのではなく、自殺した本人の個人的資質が日本軍と適合しなかったとされたようです。要は自殺した奴が悪くて、いじめは優秀な日本軍にするためにした訓練ということでお咎めなしでした。

軍隊では閉鎖的な組織であり何が行われているのかよくわかりません。情報を公開すると相手の国にも知られてしまうのでなかなか組織内のことを知るのは今でも難しいです。日本のために役立ってやろうで同じ日本人の先輩にいじめられて死んだしまうとはなんともやりきれない気持ちになってしまいます。

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まとめ:こんな場所にはいたくない

飯も満足に支給できない、病気も治せない、いじめは横行しまくり

こんな場所には関わりたくありませんね。上司に文句を言ったらリンチされ、悩みを相談できる相手もいません。体が不調になっても病院は少なく、ご飯も食べられない環境とかどんだけひどいんだよと。

しかも異国の地で自殺、餓死とか。先祖代々のお墓に入りたい人も多かったろうに。本来なら持てる人材を有効活用して相手に勝利しないといけなかったのに、その個人をいじめや衛生体制の不十分さで失ってしまっては組織として終わっています。

戦争に行った親戚のじいさんが私によく言い聞かせたものです。

「おい、戦争にだけは行くなよ。あれはおかしくなっちしまう。あれは地獄だ。絶対に行くな!」

今の自衛隊がこんなひどい体罰や餓死させる組織でないことを祈る気にさせる本でした。以上。

 

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フタバコウジ
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