【感想:仕事に効く教養としての世界史】昔と今は違うことがわかる本

2018/12/06
 
仕事に効く教養としての世界史の感想
この記事を書いている人 - WRITER -
フタバコウジ
年間300冊読めたので、読書が中々定着しないで困っている人に本の読み方を教えたいと思いサイトを立ち上げました。ニートでゲーム、ネット依存症だったので、読書のやり方だけでなく健康や睡眠のことも書きます。

この本を読んだきっかけは以前出口さんの本を読んだことがあったことが理由の1つです。歴史の本の読み方について語っていたので、世界史に詳しいであろうと自分の中で安心してました。

あとは仕事に効くというフレーズです。仕事をする上で歴史のことが役に立つと書いたあったからです。私は歴史が好きなので仕事で好きなことを活かせるならこんなに素晴らしいことはないと思い、タイトルから購買意欲をそそられました。

ヨーロッパは最初から凄いわけではなかった

世界史を始めて勉強すると、ヨーロッパは凄い国だと思ってしまいます。18世紀~20世紀はヨーロッパは世界規模で拡大し、日本は明治時代にヨーロッパを参考にし、国作りをしたのでヨーロッパの凄さを過大に見てしまいます。

偉そうに言っている私も世界史の勉強を始めた頃、ヨーロッパは最初から凄いと思っていましたが。

この本はヨーロッパのことを過大に評価するわけでもなく、宗教、ヨーロッパの代表的な(イギリス、フランス、ドイツ)国がどのような経緯で現在の国になったのか説明しています。

ヨーロッパというと漠然とした地域になってしまいます。そのヨーロッパを解体してみますと、色んな国があります。もちろん地域の色も異なり、信じているキリスト教も国によって違いがあります。

ヨーロッパという大きな括りから見るだけでなく、どうやって今のヨーロッパがなったのか?ということを知ることができます。

あと、もう1つ大事なことは現在の価値感を基準に昔のことを語ると間違えるということです。この本ではヨーロッパ大陸にかつてイギリスが勢力を伸ばしていたことを知ります。フランスの北方にイギリスの領土が多くあり、イギリスの支配者層もフランス語を話していました。

今から見たら信じられません。EUを離脱し、ヨーロッパから距離を取ろうとしているイギリスがフランスの一部を領土にしていたのです。

イギリスだけでなく、大航海以前までのヨーロッパは遊牧民の前に劣勢を強いられていました。モンゴル、トルコ系の遊牧民の恐怖を感じてつつ、有効策が打てない状態でした。

現在の視点から見ると、遊牧民がヨーロッパ諸国を圧倒するなんてありえない話ですが、昔にはあった現象だったことがこの本からわかります。

今の価値感を絶対視するのではなく、昔から見るとどうであったのかを視点を得ることができる良い本です。

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仕事に効くかどうかは職場次第

仕事に効く世界史の知識とは一体何だろうとこの本を読んで思いました。本書ではヨーロッパが最初から世界の中心的役割を担っていたわけではないことが私的には印象に残ります。その他もわかりやすい説明でした。

しかし、これで仕事に効くのでしょうか?この本を読んだことで、コンビニバイト、道路整理、大工仕事、公務員の事務仕事で世界史の知識が生きるかと言われると疑問です。

私は現在アルバイトをしていますが、世界史、日本史を含めて、歴史に興味のある同僚はほとんどいません。みんなアニメ大好きな人達です。

歴史の話をしても、反応は良くありません。ココアが好きな同僚にカカオの原産地についてちょっと触れても全然興味なさそうでした。私の会話能力が低いだけかもしれませんが。

歴史の好きな人、外国人と話す、大きな会社、社長、取締役なら歴史の知識があると仕事に効きそうですが、私のアルバイトにはあまり効きそうにありません。

このブログでなら効きそうですが、この本を読んだら仕事に絶対に効くかと言うと効かない職場もあるでしょう。

最後に:ヨーロッパ中心の歴史観からは脱却できる

この本はヨーロッパが最初から強くなり、まとまりを見せるのも意外と遅いことことがわかる本です。昔の領土と現在の領土が違うことやオスマン帝国に押されまくるヨーロッパのことを知れるだけで良い本です。

ただ、仕事には効くのだろうかな?仕事というより人生に役立ちそうな本なような気がします。以上です。

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フタバコウジ
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