予想読みとは本を読む前にその本の内容を予想することです。何故するのかというと、読む内容を効果的に理解することができるから。
予想読みとか自分でもなんやらよくわからない言葉を自作してしまったものです。まあ、読む前に内容を推理探偵のコナンみたいに考えてみましょうというわけです。
やり方は簡単で10分くらいあればできます。予想した内容は記録して、本を読み終えて後に読み返すことがセットです。
予想した内容はノートやメモに書く
予想読みは本を読む前にする読み方です。読んでからではなく読み前にするのが肝心です。推理小説やコナンになった気分で読んだことを考えます。
予想する内容を書く材料はタイトルと章と最後に注目します。時間がないから予想して書く内容は40字以内に3つの項目でまとめてみましょう。
もしいくらでも書きたいと思うなら制限時間を設定して書いた方がいいです。制限を設定しないといつまでも悩んで、予想して肝心の読書ができないことになります。
ちなみに私のやり方はノートに書いてやっています。ノートだと場所を取るけど、書く作業は紙に書かないと私は落ち着きません。面倒な時はメモに記録します。
PCのタイピングでも問題なくできるならいいけど、書く作業はそれぞれによる。ただし重要なことはタイトル、最初に、最後からどんな内容が書かれているのか予想してみましょう。
何故ノートやメモに記録するのかと言えば、読む前の自分がどんなことを考えていたのか思い出せるからです。ノートを取らないと自分がどんなことがわからないのか忘れてしまいます。
私は都合の悪いことよりも自分にとって良いことのほうを記憶しがちなので、ノートに読む前の自分を記録します。

記録するなんて面倒そうだな。しないと駄目なのか?

記録しないと読み前の疑問、不安は忘れてしまうぞ
何も予想できないのなら、その本に関する知識がさっぱりないというわけです。知識もなければ興味もない状態です。
予想読みもできない状態なら難しい本を読むとだいだい本が読めません。そんな時は初心者用の本を読んでみるのが最善です。
現状の知識を把握すること(スタート地点設定)
今読みたいと思っている本に対して自分の知識、感情が現在どれくらいあるのか考えてみてください。色々なことが頭に思い浮かぶでしょう。そして思い浮かぶことを紙やノートに書きます。
その書いた内容が今持ってる自分の知識、考えです。これが読書のスタートラインです。ここから読書を始めるわけです。
私の例を挙げれば、睡眠に関して困っていて、どうにか眠れるようにならないのかと考えていました。そんな時に睡眠に関する本を読みました。
読んだ本は8時間睡眠のウソという本です。8時間睡眠をしている俺はなんだ?と驚きつつ、読む内容を予想します。
色々あるので、とにかく書いて内容を把握し、自己分析しましょう。
本の予想だけでなく違うことを考えてしまうかもしれないけどそこは勢いです。タイトルや章を読んで本に関して自分の思うことも含めて書きます。
読書とは自分のことを理解することがとても大事なわけです。まず、自分がどんな知識を持っているのかのを知らないと何が知りたくて、その知りたいことを知るための手段も思い付きませんからね。
予想した内容はメモやノートに取っておきましょう。これは本を読み終えた後に見直します。
本を読み終えた後
本を読み終えてすることは予想読みした内容を読み返してみましょう。案外いい加減なことが書いてあるわけです。そのいい加減なことを自分で直すわけです。
疑問に思ったことも答えます。自分と向き合うことで自分なりのやり方が煮詰まってくるわけです。
ここで大事なことはとにかく予想読みをちゃんとすることです。本を読む前の自分は過去の自分です。その過去の自分は本を読んだことのない自分です。
自分はどんなことに疑問を持っていたかを記録することで自分と対話できるわけです。他人の経験を参考にするのも大事だけど、自分のことをよく理解することも大事です。
それに思うことを他人に書いてみろと言ってもなかなかできません。自分なら思うことを色々書けます。なので読書を通して自分と対話してはどうでしょうか?
読む前の自分は案外いい加減です。学習した後はできない自分のことを忘れたいので、是非とも自分から積極的に読めない自分を記録して、過去の自分と対話しましょう。
まとめ:誰だって自分と対話できるので予想読みをしましょう
予想読みは誰にでもできることです。本を読む前に自分で読む本の内容を予想します。予想した内容はメモやノートに記録します。
予想した内容は本を読み終えた後に、読み返します。予想した時の内容や疑問、不安に答えてみることで知識や自己が深まります。